新興株3日 ジャスダック、マザーズ続落 個人は買い手控え
3日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比13円17銭(0.39%)安い3367円25銭だった。低調な米経済指標の発表に加え、世界貿易機関(WTO)が米国による欧州連合(EU)への報復関税を承認したことを受け、世界経済の減速懸念が強まった。個人投資家のリスク回避姿勢が鮮明になり、買いが手控えられた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で305億円、売買高は4573万株だった。UTやハーモニック、アミファが下落した。半面、ワークマンやアエリア、マクドナルドは上昇した。
東証マザーズ指数も続落した。終値は前日比15.69ポイント(1.79%)安い859.47だった。そーせいやメルカリ、ミクシィが下落した。一方、ブシロードやサンバイオ、ロゼッタは上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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