日経チャンネルマーケッツでは、マーケット・経済専門チャンネル日経CNBCの番組をライブ配信。配信中の番組から注目のトピックスをお届けします。
12日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比11円47銭(0.30%)高の3785円08銭だった。中国・上海株や香港株が上昇し、投資家心理がやや改善。運用リスクをとりやすくなった投資家が日本の新興企業株にも買いを入れた。米中貿易摩擦への懸念は根強く、外需銘柄よりも小売りを中心とした内需銘柄への物色が目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で466億円、売買高は7319万株だった。外食のマクドナルドや100円ショップのセリアが上昇。眼鏡専門店のビジョナリーも上げた。一方、フォーサイドやメイコーは下落した。
東証マザーズ指数は3日ぶりに反発した。終値は前日比10.32ポイント(1.00%)高い1040.02だった。時価総額の大きいミクシィやサイバダインが上昇した。上場3日目のMTGは続伸。新規株式公開(IPO)の端境期にあるため、個人投資家の関心が続いた。一方、今期が減益になる見通しと発表したゲームウィズは売りに押された。サマンサJPも下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕