新興株31日 ジャスダックとマザーズが反発、主力株や好材料銘柄に買い
31日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比53円75銭(1.55%)高い3531円94銭だった。米国の低金利政策が長期化するとの見方から投資家心理が改善して東証1部の主力株が上昇した。新興市場でも時価総額の上位銘柄に加え、好材料の出た銘柄に資金が集まった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で462億円、売買高は1億229万株だった。ワークマンやマクドナルドが上昇したほか、電子ペーパータグの新製品を発売すると発表したエスケーエレが買われた。半面、ハーモニックやブロメディア、不二硝は下落した。
東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比40.07ポイント(3.70%)高い1121.64だった。近距離配送の対象エリアを拡大すると発表したジモティーや、ブランド品買い取りを手掛ける企業を子会社化すると発表したバイセルが買われた。一方、バンクオブイやPSS、HENNGEが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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