新興株11日 ジャスダック、マザーズともに反発 JTOWERなど高い
11日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比18.81ポイント(1.59%)高い1203.84だった。朝方はハイテク株の比率が高い米ナスダック総合株価指数が下げた流れを引き継ぎ、下落してはじまった。ただ、75日移動平均近辺まで下げると成長期待の高い銘柄を中心に押し目買いが入り、指数を押し上げた。次世代通信規格「5G」基地局の整備に絡んで業績期待の高いJTOWERのほか、メルカリ、アンジェス、JIGSAWが上昇した。半面、BASE、Jストリーム、フリーが下落した。
日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比26円64銭(0.75%)高い3601円35銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で536億円、売買高は6978万株だった。
新型コロナウイルスワクチンの普及の際に医薬品用のガラス製品の需要が伸びるとの思惑から不二硝が買われたほか、ハーモニックやマクドナルドが上昇した。半面、出前館やワークマン、セリアが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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