新興株前引け ジャスダックとマザーズ、ともに続落 欧米株安でリスク回避
29日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比23円70銭(0.66%)安い3578円81銭となった。新型コロナウイルス感染の再拡大を受けてフランス全土で1カ月の外出制限が出るなど、経済への悪影響が懸念されている。欧米株安を受け、国内新興市場でもリスク回避の動きから主力銘柄を中心に売りが出ているようだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で310億円、売買高は6464万株。出前館やセリア、マクドナルドが下落した。半面、大塚家具や不二硝、医学生物は上昇した。
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比22.69ポイント(1.87%)安い1191.86だった。メルカリやジーエヌアイ、BASEが下落した。一方で、マクアケやJMDC、JTOWERは上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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