新興株前引け ジャスダック、マザーズ下落 主力株に売り、新型肺炎関連は物色続く
29日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比6円44銭(0.17%)安い3866円34銭だった。決算発表を控えて高値圏で推移していたワークマンやマクドナルドなど主力株には利益確定売りや持ち高調整の売りが続いた。新型肺炎の拡大による関連銘柄物色は続き、新興市場の売買代金ランキングの上位を占めた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で421億円、売買高は5452万株だった。ユニバーサルが安い。2019年4~12月期決算の大幅増益を発表した医学生物が売られた。半面、新型肺炎の拡大で興研や重松製など関連銘柄は買われた。
東証マザーズ指数は続落した。前引けは6.55ポイント(0.77%)安の843.87だった。そーせいやマネフォ、UUUMが安い。一方、前日に大幅安となった弁護士COMが高い。19年10~12月期決算を発表したマクアケも買われた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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