新興株前引け、ジャスダック続伸 好業績株に買い、マザーズ反落
9日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前週末比7円36銭(0.31%)高の2350円87銭だった。前週末に決算発表をした企業のなかで、足元の業績好調が確認された銘柄を中心に買いが集まった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で393億円、売買高は9365万株。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20は3日続伸した。
個別銘柄ではアエリアやトレイダーズ、アールビバンなどが上昇した。半面、ガーラや山王などは下落した。
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前週末比3.86ポイント(0.44%)安の870.72だった。時価総額の大きいミクシィが決算発表をきっかけに下げたことが響いた。UBICやOTSも売られた。アクロディアやメディア工房は買われた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕