新興株前引け ジャスダックが続伸 マザーズは反落 「デジタル庁」関連に売り
28日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比9円87銭(0.27%)高い3607円75銭となった。25日の米国株式市場では、調整の続いていた米国の大型ハイテク株が大幅に反発した。投資家の警戒感が後退し、買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で424億円、売買高は8944万株。ワークマンやハーモニック、出前館が上昇した。半面、BBタワーや東洋合成、サン電子が下落した。
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前週末比4.94ポイント(0.41%)安い1201.72だった。直近上昇していた「デジタル庁」関連銘柄に高値警戒感からの利益確定売り出て、指数も下落した。HENNGEやAIins、ITbookが売られた。半面、メルカリやロコンド、カオナビなどが上げた。
きょうマザーズ市場に新規上場したrakumoは買い気配のまま午前に取引が成立しなかった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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