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新興株前引け ジャスダックとマザーズ続伸、経済再開期待で個人の心理上向く

26日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比11円52銭(0.34%)高い3374円74銭となった。一時は3377円14銭まで買われ、3月5日以来の高値を付けた。政府が25日、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を全面的に解除したことで経済再開が本格化するとの見方につながった。個人投資家の心理が上向き、外出自粛の影響を受けやすい飲食店などの銘柄が買われた。

ジャスダック市場の売買代金は概算で414億円、売買高は1億4792万株。テラマクドナルドが買われたほか、25日の取引終了後に2023年3月期までの中期経営計画と株主優待制度の拡充を発表した大戸屋HDが上昇した。一方、ワークマンアエリアリプロセルが下落した。

東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比10.85ポイント(1.13%)高い969.98だった。一時は971.08と19年1月28日以来およそ1年4カ月ぶりの高値を付けた。新型コロナワクチンの臨床試験を当初予定していた9月から7月に前倒しで始めるとの報道が伝わったアンジェスは指数全体を12ポイント押し上げた。このほか、TKPBASEが上昇した。一方、メディネットメドピアメルカリは下落した。

ただいずれの指数も同日午前の日経平均株価の上昇率(2.20%)を下回った。市場では「緊急事態宣言が全面解除になれば、それまで外出自粛の影響で売られていた空運株や鉄道株といった主力株に資金が流れやすく、バイオや医薬品関連で買われていた新興市場との差につながったのではないか」(国内証券の情報担当者)との見方があった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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