新興株前引け ジャスダックが続伸、マザーズは反落 「資金が大型株に移動」との見方
6日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比7.31ポイント(0.58%)安い1248.34だった。前日まで国内のIT(情報技術)関連銘柄が多い新興市場に買いが入り指数を押し上げていたが、割高感が否めず個人投資家などが利益確定売りを出しているようだ。「日経平均株価が一時29年ぶりの高値まで上昇し、値動きが良いとみて投資家の資金が新興市場から大型株へ移っている」(国内証券)との見方もあった。BASEやすららネット、AIinsが下落した。一方で、メルカリやジーエヌアイ、GMO-FGは上昇した。
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比15円64銭(0.44%)高い3609円31銭となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で310億円、売買高は6265万株。10月の既存店売上高が好調だったセリアが上昇したほか、BBタワーや出前館も上昇した。半面、ワークマンやマクドナルド、リバーエレは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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