新興株前引け マザーズ2年6カ月ぶり高値、ジャスダックは続伸
23日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前営業日比19.25ポイント(1.63%)高い1203.23だった。1200台を付けるのは2018年4月以来およそ2年6カ月ぶり。政府がデジタル化を推し進めるなか、メルカリやBASEなど電子商取引(EC)関連やITbookやHENNGEなどのIT(情報技術)関連銘柄に事業拡大を期待した買いが入った。
GAテクノやバンクオブイ、AIinsが上昇した。半面、2020年1~6月期の最終損益が赤字となったALBERTのほか、Kラーニング、T&Sは下落した。
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前営業日比9円44銭(0.26%)高い3606円02銭となった。一時は3607円30銭まで上昇し取引時間中としては2月26日以来およそ7カ月ぶりの高値を付けた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で428億円、売買高は9071万株。BBタワーやブロメディア、ワークマンが上昇した。半面、ハーモニックやDWTI、テラは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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