新興株前引け ジャスダックが反落 マザーズは続伸
13日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比14円60銭(0.41%)安い3587円89銭となった。世界的に新型コロナウイルスの新規感染者数が増加しており、経済活動が制限されるのではとの見方から売りが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で343億円、売買高は4980万株。マクドナルドやハーモニック、不二硝が下落した。半面、出前館やワークマン、中京医薬は上昇した。
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比9.38ポイント(0.77%)高い1230.84だった。新型コロナの治療薬について、米食品医薬品局(FDA)から臨床試験の開始許可を得たと発表したアンジェスが買われた。好業績を発表したラクス、AIinsなど高成長が期待できる銘柄も上昇した。一方、フリーやメルカリ、総医研HDは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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