新興株前引け ジャスダック反発、マザーズ反落、上場して2日目のアララが初値
20日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比3円34銭(0.09%)高い3576円03銭だった。材料株を中心に割安感のある銘柄に買いが入り指数を押し上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で292億円、売買高は4755万株。SEMTECやタカギセイコ、高度紙が上昇した。半面、出前館やNo.1、不二精機は下落した。
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比0.94ポイント(0.08%)安い1197.74だった。メルカリや弁護士COM、BASEが売られた。一方、フリーやAIins、JMDCは買われた。
東証マザーズに上場して2日目となるアララは9時8分に公募・売り出し価格(公開価格、1400円)の2.2倍となる3080円で初値を付けた。前場終値は3085円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕