新興株前引け ジャスダック反発、マザーズ続落 マクドナルドが急落
29日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比5円02銭(0.15%)高い3460円71銭となった。ジャスダック市場では明確な好材料が出た銘柄に個人の買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で403億円、売買高は9523万株。ストリームMやストライダズ、プロルートが上昇した。半面、マクドナルドは29日、米マクドナルド(@MCD/U)が日本法人の保有株式の一部を売却する方針を明らかにしたと伝わり急落。需給悪化を嫌気した売りが膨らんだ。このほか、2020年4~6月期の連結決算で最終赤字が拡大したテセックが大きく下げた。
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比18.18ポイント(1.85%)安い965.54だった。東証1部の主力株が軟調ななか、マザーズ市場で個人の投資家心理が弱気に傾き、メルカリや弁護士COMなどの主力株が下落し、指数を下押しした。一方、Aimingやコパ、PSSは上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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