東証大引け、大幅反発 マイナス金利巡り乱高下、金融は安い

2016/1/29 15:39
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29日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発し、前日比476円85銭(2.80%)高の1万7518円30銭で終えた。日銀は29日まで開いた金融政策決定会合マイナス金利の導入を決めた。市場への資金流入が加速するとの連想が働き、運用リスクを取る動きを促した。

マイナス金利について前向きな受け止めが取引終了に掛けて優勢となったが、効果に懐疑的な雰囲気もあった。金融機関の運用利回りの低下につながるとの警戒感もくすぶり、後場中ごろには200円超下落する場面があるなど荒っぽい展開だった。

甘利明氏が28日に経済財政・再生相を退いた影響は限られた。「アベノミクス」の司令塔の退場が政策の停滞につながりかねないとの懸念が心理的な重荷となったが、売り込む動きは見られなかった。

JPX日経インデックス400は大幅反発し、前日比370.21ポイント高の1万2917.43で終えた。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。終値は39.97ポイント高の1432.07だった。

東証1部の売買代金は概算で4兆4317億円と、2015年8月25日以来、約5カ月ぶりの水準に膨らんだ。売買高は41億2505万株。東証1部の値上がり銘柄数は1721と、全体の9割近くを占めた。値下がりは186、変わらずは28銘柄だった。

円安・ドル高を手掛かりにトヨタ日産自富士重が上昇。金利低下の恩恵を受けやすい不動産の三井不住友不も上げた。好決算を発表した味の素も上げた。一方、金融の三菱UFJ三井住友FGなどメガバンクは大幅安。業績見通しを引き下げたファナックが下げ、減益決算を発表したNECも大きく下げた。

東証2部株価指数は3日続伸した。理経ラオックスが上げ、アートSHD阿波製紙が下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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