東証大引け、大幅続落 上海株安で下げ幅拡大、1カ月ぶり安値

2015/8/19付
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19日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落し、前日比331円84銭(1.61%)安の2万0222円63銭で終えた。終値ベースでは7月13日(2万0089円)以来、およそ1カ月ぶりの安値だった。市場の関心が高い中国・上海株式相場が連日で下げ、中国景気に対する減速懸念が増した。投資家心理が弱気に傾き、運用リスクを回避する姿勢が強まった。

朝方は前日の欧米株安を引き継ぎ、売りが先行した。売買材料に乏しく比較的静かな取引が続いたが、一部の投資家が上海株式相場の取引開始前後に売りを仕掛けると、下げ幅は100円超に拡大。先物主導で現物株にも売りが膨らんだ。

下値では押し目買いが入り下げ渋る場面もあったが、マイナス成長だった4~6月期の国内総生産(GDP)も相場の重荷として意識された。午後に政府観光局が発表した7月の訪日外国人客数で、中国人の伸びが6月より鈍化したことが明らかになると、ラオックス(2部)や良品計画コーセーといった関連銘柄に売りが増えた。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も大幅続落した。

東証1部の売買代金は概算で2兆4254億円。売買高は20億9975万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の87%にあたる1652、値上がりは169、変わらずは69だった。

トヨタファストリダイキンなど値がさ株が下落。村田製コマツクボタといった中国関連銘柄も軒並み売られた。保険株や金融株も安かった。一方、東芝は大幅上昇。シチズンHD任天堂東ガスも上げた。パルプ株やガス株が高かった。

東証2部株価指数は5営業日ぶりに大幅反落した。象印コメ兵が下げ、サイバーリン相模ゴが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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