東証大引け、4日続伸 2カ月半ぶり高値、円安追い風

2015/11/9 15:33
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9日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続伸した。終値は前週末比377円14銭(1.96%)高の1万9642円74銭で終えた。8月20日(2万33円)以来、約2カ月半ぶりの高値を付けた。米利上げ観測を背景に外国為替市場で円安・ドル高が進み、業績改善を期待した買いが輸出関連株などに向かった。米国株などと比べた出遅れ感に着目した買いも入り、JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も4日続伸した。

円相場は1ドル=123円台前半と、約2カ月半ぶりの安値水準を付けた。輸出採算の改善や円換算後の利益の伸びが期待できるとの見方から外需関連株などに買いが広がった。米利上げ観測が高まったものの、6日の米株式相場が底堅く推移し、「日本株が値上がりしやすい条件が整っていた」(東海東京証券の太井正人グループリーダー)との声が聞かれた。過去最高値に近づいている米国株などと比べて日本株は出遅れ感があることからも、買いが向かいやすかったようだ。

東証1部の売買代金は概算で2兆9983億円。売買高は25億1472万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1563と全体の約82%を占めた。値下がりは294、変わらずは54だった。

トヨタホンダなど大手自動車株が総じて上昇。ファナック京セラも買われた。2016年3月期の業績予想を上方修正したNTTも値上がりした。三菱UFJなどメガバンクも大きく買われた。一方、東芝は下落。ソフトバンクも下げた。日本郵政グループ3社も軟調に推移した。

東証2部株価指数は3日続伸した。日本プラストラオックスが上げ、稀元素太平製が下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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