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東証大引け、小反発 円相場の下落など支え、利益確定売りも

9日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら3営業日ぶりに反発し、前日比6円99銭(0.04%)高の1万6965円76銭で終えた。外国為替市場で円相場が下落し、投資家心理が改善した。半面、利益確定売りに上値を抑えられる場面も目立ち、前日終値を挟んでの方向感に乏しい展開が続いた。

欧州中央銀行(ECB)が8日の理事会で金融政策の現状維持を決め、前日の欧州主要国や米国で国債利回りが上昇(価格は下落)した。日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢になり、東京市場でも輸出関連株への買いを誘った。8日のニューヨーク原油先物相場の大幅な上昇や、日銀による株価指数連動型上場投資信託(ETF)買いなど需給面の思惑も指数を支えた。

一方、心理的な節目である1万7000円近辺の水準では売りが膨らみ、大台を維持することはできなかった。午前に北朝鮮の核実験が伝わり、地政学リスクの高まりを意識した売りも重荷になった。日銀の黒田東彦総裁と安倍晋三首相が昼に会談したが、目新しい内容は乏しかったとして相場の反応は限られた。

JPX日経インデックス400は3日続落し、終値は前日比14.68ポイント(0.12%)安の1万2055.60だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続落し、終値は同2.09ポイント(0.16%)安の1343.86だった。

東証1部の売買代金は概算で2兆1662億円と、株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出日の割に薄商いだった。売買高は17億6469万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は739と全体の4割弱にとどまった。値下がりは1082、変わらずは153だった。

原油高を受けて国際石開帝石石油資源が上げたほか、海運市況の改善で郵船商船三井への買いが目立った。住友鉱新日鉄住金も高い。ソフトバンクファナックも上げた。

一方、前日急上昇した任天堂ディーエヌエは反落。トヨタホンダも売りが優勢で、セブン&アイユニファミマも下げた。

東証2部株価指数は5日続伸した。ゼニス羽田安川情報が上げ、理経朝日インテクが下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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