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東証大引け 心理改善で続伸、3週ぶり高値 ソフトバンクGに買い

8日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。前日比165円07銭(0.82%)高の2万0204円04銭で終え、2018年12月20日以来、約3週ぶりの高値を付けた。米国と中国が貿易問題を巡って8日まで開く予定の次官級協議で、3月1日の期限に向けて交渉が進展するとの期待が投資家心理の改善につながった。7日の米株式相場の上昇を受けて主力株に朝方から買いが先行。日経平均の上げ幅は午後に一時300円を超えた。

外国為替市場で円の対ドル相場が1ドル=109円ちょうど近辺まで下落したことも、ホンダ京セラなど輸出関連株の買いを誘った。海外勢の買い戻しが続いたほか、新興企業株の上昇などで個人投資家の心理も上向いているといい、市場では「日経平均が1万9000円を割るといった悲観論はいくぶん後退した」との声が多く聞かれた。

個別で上昇が目立ったのはソフトバンクグループ(SBG)。6%上昇し日経平均を46円押し上げた。7日の米市場で成長期待の高いハイテク株が買われた流れでSBGにも見直し買いが入った。シェアオフィス運営の米ウィーワークへの出資計画を縮小するとの報道についても「投資資金をより有望な分野へ振り向けられる」(国内運用会社)と前向きな受け止めがあった。

SBGの国内通信子会社ソフトバンク(SB)は有力株価指数への組み入れに伴う買いが大引け間際に入り、6日続伸で終えた。

JPX日経インデックス400は続伸し終値は前日比43.60ポイント(0.33%)高の1万3454.88。東証株価指数(TOPIX)も続伸し5.90ポイント(0.39%)高の1518.43で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆6752億円。売買高は15億5257万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1304と、全体の6割強を占めた。値下がりは761、変わらずは63だった。

アイルランド製薬大手シャイアーの買収を完了したと発表した武田が上昇。ファナックダイキンKDDIオリンパスも買われた。日産自は小幅高。一方、ファストリが小幅下落。10日の決算発表を前に持ち高整理の売りが出やすかった。資生堂花王三越伊勢丹など訪日外国人(インバウンド)関連や、キッコマンセブン&アイなど昨年末の相場急落局面でも値持ちの良かった銘柄が売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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