東証大引け 4日続伸 円安好感、利益確定売りで伸び悩む - 日本経済新聞
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東証大引け 4日続伸 円安好感、利益確定売りで伸び悩む

18日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸した。終値は前日比96円83銭(0.43%)高の2万2794円19銭で、6月15日以来、約1カ月ぶりの高値を付けた。外国為替市場で円相場が1ドル=113円台まで下落し、自動車など輸出関連株に採算改善を期待した買いが入った。中国や香港などアジアの株式相場が堅調に推移したことも投資家心理を強気に傾けた。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長による米上院での議会証言を受け、利上げは緩やかなペースで続くとの見方が広がった。17日の米株式相場の上昇と円相場の下落を手掛かりに、東京市場でも幅広い銘柄に買いが先行した。米中貿易問題を巡る新たな対立が表面化しておらず、「海外ヘッジファンドから株価指数先物や値がさ株に買いが集まっている」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト)といい、日経平均は上げ幅を250円超まで拡大する場面があった。もっとも、心理的節目である2万3000円の接近に伴い、午後は個人投資家や機関投資家など国内勢を中心とした利益確定売りで伸び悩み、日経平均は高い水準ながらきょうの安値で取引を終えた。

JPX日経インデックス400は4日続伸した。終値は前日比49.88ポイント(0.32%)高の1万5509.89だった。東証株価指数(TOPIX)は4日続伸し、終値は6.16ポイント(0.35%)高の1751.21だった。

東証1部の売買代金は概算で2兆1670億円。売買高は11億4604万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1444、値下がりは579、変わらずは79だった。

トヨタソフトバンクファストリが買われた。太陽誘電村田製出光興産が高い。一方、ソニーが高値更新後下げに転じた。任天堂JT資生堂が売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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