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東証大引け、急落 日銀「現状維持」で失望売り

28日の東京株式市場で日経平均株価は急落した。終値は前日比624円44銭(3.61%)安の1万6666円05銭だった。日銀は28日まで開いた金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決めた。市場では追加緩和への期待が高まっていたため、失望した売りが膨らんだ。日経平均の日中値幅(高値と安値の差)は919円と15年9月9日以来の大きさだった。

午前は金融緩和期待が根強く、投資家が運用リスクを取る姿勢を強めた。昼休み中に日銀が追加の金融緩和を見送ると、相場の空気は一変した。幅広い銘柄に売りが強まり、後場寄り付き直後に日経平均は下げに転じた。円相場が1ドル=108円台後半まで急速に円高・ドル安が進んだ。企業の輸出採算が悪化するとの警戒感もくすぶり、日経平均は大引けにかけ下げ幅を広げた。

JPX日経インデックス400は4日続落し、前日比412.17ポイント安の1万2124.68だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続落した。終値は43.75ポイント安の1340.55で終えた。

東証1部の売買代金は概算で3兆1868億円。3兆円の大台を超え2月12日以来の水準だった。売買高は31億5932万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の8割を超える1681、値上がりは228、変わらずは41だった。

円高・ドル安を受け、トヨタや富士重、日産自など自動車株の一角が下げた。三菱UFJや三井住友FGなどメガバンクも下げた。前日に慎重な業績見通しを発表したファナックや任天堂が大きく水準を切り下げた。一方、前日に2017年3月期の年間配当を引き上げると発表したアルプスや富士フイルムが高い。今期業績が大幅に改善する見通しを示した日新製鋼も買われた。

東証2部株価指数は3日続落した。システムソフ、朝日インテク、象印が下げ、RVH、Jミートが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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