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東証大引け 反落 利益確定売りで安値引け、配当落ちも影響

27日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、大引けは前日比87円20銭(0.36%)安の2万3837円72銭だった。年末接近で国内外の機関投資家の動きが鈍いなか、個人投資家などの利益確定売りに押された。大引けにかけてはやや売りの勢いが強まり、安値引けとなった。12月末の配当落ち(日経平均への影響度は約40円)が日経平均を押し下げた面も大きかった。

前日の米株式市場でダウ工業株30種平均やナスダック総合株価指数が過去最高値を更新し、日経平均も小高く始まったが、相場過熱への警戒感から積極的な買いは波及しなかった。市場では「来週は30日の大納会しか市場が開かないので、30日を待たずに早めの手じまいを急いだ個人が多かったようだ」(ネット証券の投資情報担当者)との見方があった。

JPX日経インデックス400は小幅に反落し、終値は前日比0.75ポイント(0.0%)安の1万5481.92だった。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、1.98ポイント(0.11%)高の1733.18で終えた。

東証1部の売買代金は概算で1兆4332億円。売買高は8億2578万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は601と、全体の約3割にとどまった。値上がりは1479、変わらずは72だった。

ファストリ大塚HDTDKが安い。テルモキヤノンも売られた。半面、ソフトバンクグループ(SBG)、アドテストが高い。JフロントがTOB(株式公開買い付け)を発表したパルコは大引けで、制限値幅の上限(ストップ高)水準で売買が成立した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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