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東証大引け 5日続伸、米株高で心理改善 売買代金は7日連続2兆円割れ

27日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸した。終値は前週末比197円87銭(0.88%)高の2万2799円64銭だった。およそ2カ月半ぶりの高値。前週末の米株高を受け、投資家が運用リスクをとる姿勢を強めた。株価指数先物に海外ヘッジファンドなどによる断続的な買いが入り、現物株にも買いが広がった。中国・上海株などアジアの株式相場が軒並み上昇したことも市場心理を下支えした。

商いは低調で、東証1部の売買代金は概算で1兆8434億円と7日連続で2兆円を割り込んだ。2兆円割れの連続記録としては2017年8月21日~29日の7日連続に並ぶ。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が24日、国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)の講演で利上げペースを速めない姿勢を示唆したとされ、投資家に買い安心感が広がり前週末の米株式相場が上昇した。日本の株式市場では先物の上昇が現物株市場での裁定買いを誘い、ファストリファナックなど値がさ株が上昇した。両銘柄に東エレクを加えた3銘柄の上昇だけで日経平均を50円程度押し上げた。

前週末の米ナスダック総合株価指数と米S&P500種株価指数はそろって過去最高値を更新。東京市場では、ファストリなど値がさ株に加え、自動車など主力輸出株や半導体関連株も上昇し、相場全体の上げを主導した。中国・上海株や香港株などアジア株式相場が総じて上昇すると、投資家が運用リスクを取る姿勢を一段と強めた。上げ幅は一時230円を超える場面があった。

もっとも、日経平均は節目の2万3000円を目指す展開とはならなかった。市場では「米中摩擦やトルコなど新興国経済を巡る不透明感は根強く残り、休場明けのトルコ市場や週後半にかけての中国経済統計などを見極めたい」(機関投資家)との声もあった。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前週末比19.75ポイント(1.16%)高の1728.95で終えた。JPX日経インデックス400も続伸。終値は168.37ポイント(1.11%)高の1万5287.75だった。

東証1部の売買高は10億4583万株で、値上がり銘柄数は1767、値下がりは273、変わらずは65銘柄だった。

村田製昭和シェルが上げた。任天堂も高い。一方、シャープが安い。KDDINTTも下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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