東証大引け、反発 欧州株が底堅く安心感、円安も追い風

2015/11/17 15:38
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17日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、前日比236円94銭(1.22%)高の1万9630円63銭で終えた。前週末発生したフランス・パリでの同時多発テロへの欧州株式市場の反応が限定的だったほか、16日の米株式相場が大幅に上昇したことで買い安心感が強まった。外国為替市場で円安が進んだことで、日本企業の輸出採算が改善するとの期待感が高まり、買い安心感が広がった。

前日の欧米の株式相場が底堅く推移し、投資家心理が改善した。米ダウ工業株30種平均は237ドル高と大幅高となった。ドイツの株価指数(DAX)も小幅に上昇。テロが発生したフランスの株価指数CAC40の下げも小幅にとどまった。欧州のテロに対する反応を見極めていた国内の投資家の間に買い安心感が広がり、運用リスクを取る動きが強まった。

市場の関心が高い中国・上海株式相場が堅調に推移し、投資家心理を強気に傾けた面もある。中国景気の先行き警戒感がいったん和らぎ、鉄鋼株などを買い直す動きにつながった。

JPX日経インデックス400は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比131.22ポイント(0.93%)高の1万4289.50だった。東証株価指数(TOPIX)も4営業日ぶりに反発し、14.58ポイント(0.93%)高の1586.11で取引を終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆6513億円。売買高は22億5050万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1501で全体の78%をしめた。値下がりは317銘柄、変わらずは96銘柄だった。

ファナックトヨタが上げた。連携強化を発表した東レファストリが上昇。JFE新日鉄住金も上げた。一方で、ヤクルト明治HDが売られ、ソニー任天堂は下落した。

日本郵政ゆうちょ銀は上昇した。有力株価指数への採用に伴い、指数との連動を目指す機関投資家が買いを入れ、大引け間際に上昇に転じた。かんぽ生命は5日続落となった。

東証2部株価指数は4営業日ぶりに反発した。ラオックスカネミツが上げ、アップル昭和HDが下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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