東証大引け、5日続伸 50円高の2万0650円、連休前で上値重く

2015/7/17付
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17日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸した。終値は前日比50円80銭(0.25%)高い2万0650円92銭だった。前日の欧米株式相場の上昇を受けて投資家心理がじわり改善。大型株を中心に買いが入った。ただ、3連休を前に持ち高調整や利益確定目的の売りが出て上値は重かった。日経平均の日中値幅(高値と安値の差)は47円73銭にとどまり、昨年9月1日(37円78銭)以来の小ささだった。

1ドル=124円台前半まで円安・ドル高が進んだことも株式相場の支援材料。ただ、後場に入ると週明けから本格化する国内企業の2015年4~6月期決算発表を見極めたいとのムードが強まり、相場は膠着感を強めた。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はそれぞれ小幅に6日続伸した。

日経平均は13~17日の1週間で871円09銭上昇した。週間としては昨年10月27~31日(1122円12銭)以来、ほぼ9カ月ぶりの大きさ。週を通してギリシャ債務問題への警戒感が後退したほか、中国株式相場が落ち着きを取り戻したことで買い戻しが入った格好だ。

17日の東証1部の売買代金は概算で2兆449億円と、6月15日以来およそ1カ月ぶりの低水準。売買高は18億7308万株。東証1部の値上がり銘柄数は794、値下がりは全体のほぼ半分の953、変わらずは143。

個別銘柄では、日経平均への影響度が大きいファストリとソフトバンクが上昇。2銘柄で約29円分、日経平均を押し上げた。不透明会計問題に揺れる東芝にも買い戻しが入った。新株予約権付社債(転換社債=CB)での資金調達と自社株買いの実施を発表したミツミも高い。半面、15年4~6月期の連結営業損益が350億円程度の赤字になったもようと伝わったシャープが大幅安。トヨタも売りに押された。

東証2部株価指数は5日続伸し、年初来高値を更新した。日本ビューホ、朝日インテク、アップルが上昇した一方、ラオックス、鳥貴族、北日紡が下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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