東証大引け、大幅反発 264円高、ギリシャ懸念が後退し

2015/7/7付
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7日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発し、前日比264円47銭(1.31%)高の2万0376円59銭で終えた。資金繰りに窮するギリシャを巡る懸念がやや後退。前日に大きく水準を切り下げた影響もあり、見直し買いが広がった。市場の関心が高い中国の上海株は軟調に推移したものの、反応は限られた。

6日の米株式相場の下げが小幅にとどまったほか、イタリアやスペインなどの長期金利の上昇(債券価格は下落)が限定的だった。「ギリシャの問題が他国に波及する可能性は低いとの見方が改めて強まった」(三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジスト)という。

ただ、上値を一方的に追うほどの勢いはなかった。7日にギリシャ問題を議論するユーロ圏首脳会議を控え、債権団の次の一手を見極めたいとの見方がじわりと浮上。朝方に水準を切り上げた後は、小幅な値動きにとどまった。

JPX日経インデックス400は大幅反発。終値は前日比143.78ポイント(0.98%)高の1万4788.86だった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発し、16.87ポイント(1.04%)高の1637.23で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆3179億円。売買高は22億2594万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の1487と、全体の8割近くを占めた。値下がりは314、変わらずは87銘柄だった。

三菱UFJ三井住友FGみずほFGが上昇。自動車のトヨタや、通信のKDDINTTが上げた。日経平均への影響が大きいファストリ京セラが堅調に推移し、武田なと医薬品株に上昇する銘柄が目立った。一方、日産自ホンダが下落。原油相場の低迷を受け、三菱商など商社株に値下がり銘柄が目立った。

東証2部株価指数は3営業日ぶりに反発した。ラオックス阿波製紙が上げ、インターアク象印が下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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