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東証大引け 4日続伸 追加緩和懸念で銀行株は伸び悩む

6日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、前日比113円63銭(0.54%)高の2万1199円57銭で終えた。市場予想を上回る米景気指標を受け、米国景気の減速懸念がやや後退した。海外短期筋による空売りの買い戻しが入った。日本時間今晩に8月の米雇用統計の発表を控え、後場は様子見ムードが強まった。

日経平均の4日続伸は4月中旬以来、約5カ月ぶり。8月のADP全米雇用リポートや米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が市場予想を上振れた。外国為替市場で一時1ドル=107円台まで円安・ドル高が進行したのも相場を支えた。

午後は「日銀の黒田東彦総裁が日本経済新聞とのインタビューで短期政策金利について『マイナス金利の深掘りは選択肢に必ず入っている』と述べた」と伝わった。追加緩和による収益悪化が警戒され、三菱UFJなどの銀行株が急速に伸び悩むと、日経平均も上値が重くなった。

東証1部の売買代金は概算で2兆901億円、売買高は11億4802万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は921、値下がりは1124、横ばいは106だった。

JPX日経インデックス400は続伸。前日比36.86ポイント(0.27%)高の1万3748.91だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、2.64ポイント(0.17%)高の1537.10で終えた。

ファストリダイキンTDKが上昇。積ハウスが高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やKDDI、イオンが下落。楽天が売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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