東証大引け 小反発 割安株に買い戻し、配当狙いの買いも支え - 日本経済新聞
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東証大引け 小反発 割安株に買い戻し、配当狙いの買いも支え

26日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら3営業日ぶりに反発した。前日比3円85銭(0.02%)高の2万2342円ちょうどで終えた。25日の米株式相場の下げが嫌気されて午前は売りが優勢だったものの、海外ヘッジファンドが銀行など割安株への買い戻しを強め相場全体を押し上げた。

26日は6月や12月決算企業の配当の権利付き最終売買日に当たることから、配当などの権利取得を狙った買いもみられた。

トランプ米政権と各国との貿易紛争への警戒から日経平均は朝方に200円以上、下げる場面があった。アジア各国・地域の株式相場が下げて始まったのも投資家心理に影を落とした。ただ、200日移動平均などチャート分析上の下値支持水準が意識され、下値では押し目買いが増えた。

JPX日経インデックス400は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比27.55ポイント(0.18%)高の1万5350.85だった。東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに反発し、2.80ポイント(0.16%)高の1731.07で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆3416億円。売買高は13億5443万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1209、値下がりは797、変わらずは85銘柄だった。

KDDIファナックが高い。東エレクは朝安後に上げに転じた。高島屋が上昇した。一方、ファストリ資生堂の下げが目立った。

26日に東証1部に上場した国際紙パルプの初値は公募価格(公開価格、344円)を約31%上回る450円だった。その後は売りに押され、制限値幅の下限(ストップ安水準)の370円で終えた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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