東証大引け、反発し3カ月ぶり高値 売買は閑散、値幅も狭い

2015/11/26 15:42
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26日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。終値は前日比96円83銭(0.49%)高の1万9944円41銭と、2万円の大台に乗せていた8月20日以来およそ3カ月ぶりの高値水準で取引を終えた。前日の欧米株高で投資家心理が改善した。補正予算など政策への期待も根強く、相場を支えた。ロシアとトルコの軍事面での緊張が和らぎ、投資家が運用リスクを取りやすくなった面もある。

1万9900円台で取引を終えた日経平均株価(26日午後、東京都中央区)

1万9900円台で取引を終えた日経平均株価(26日午後、東京都中央区)

ただ、東証1部の売買代金は2兆739億円、売買高は18億6827万株と薄商いとなった。26日の米株式市場が感謝祭の祝日で休場となるため、海外勢の動きは鈍かったようだ。日中は新規の手がかり材料に乏しく、日経平均の日中値幅(高値と安値の差)は約66円と、7月23日以来の狭さとなった。

JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比71.96ポイント(0.50%)高の1万4449.29だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、7.65ポイント(0.48%)高の1602.32で終えた。

東証1部の値上がり銘柄数は1064、値下がりは712、変わらずは142だった。業種別日経平均は全36業種中30業種で上昇した。建設や通信、その他金融の上げが目立った。半面、化学、石油が下落した。

個別銘柄では、トヨタ三井住友FGが上昇。日経平均への影響度が高いファストリKDDIが上げて指数を押し上げた。米アップルがスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」の画面に有機ELパネルを採用すると伝わり、保土谷Vテクが大幅に上昇した。一方、アップル向けに液晶を多く供給するシャープJディスプレが大幅下落した。液晶用バックライトを手掛けるミネベアも安い。

東証2部株価指数は5日続伸した。ラオックス象印朝日インテクが上げ、鳥貴族モリトが下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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