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東証大引け 反落し2万1000円割れ、下げ幅今年最大 景気減速警戒、全面安

25日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに大幅に反落し、前週末比650円23銭(3.01%)安の2万0977円11銭で終えた。下げ幅は今年最大で、終値が2万1000円を下回るのは2月15日以来およそ1カ月半ぶり。米欧経済指標の悪化を受けて22日の米株式相場が急落。世界景気の減速を警戒した海外投資家が日本株の先物に断続的な売りを出した。

東証1部銘柄の94%が下落する全面安の展開だった。値がさのファストリソフトバンクグループ(SBG)が安かったほか、円高進行を背景に輸出関連のトヨタホンダも売られた。国内外の金利低下が収益悪化につながるとの見方から銀行や保険といった金融株も軟調で、T&D第一生命HDが昨年来安値を更新した。

日経平均は300円あまり下げて始まり、前引けにかけてじりじりと下げ幅を拡大した。ヘッジファンドなど短期スタンスの海外投資家が、世界景気の減速懸念から株価指数先物を売った。中国・上海株式相場が大幅安で始まったことが嫌気され、日経平均の下落幅も一時700円を超えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆3917億円と22日の2兆6254億円から減った。市場では「大幅下落した割には売買代金が膨らまず、買い手不在が下げを拡大させた印象」(東海東京調査センターの仙石誠シニアエクイティマーケットアナリスト)との声があった。売買高は13億2784万株だった。値下がり銘柄数は2014、値上がりは104、変わらずは22だった。

東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反落し、前週末比39.70ポイント(2.45%)安の1577.41で終えた。JPX日経インデックス400も3日ぶり反落で、終値は前週末比355.51ポイント(2.47%)安の1万4030.97だった。

先週末に急落したエーザイはこの日も制限値幅の下限まで売られた。アステラス塩野義などほかの医薬品株も安かった。安川電日立建機も売られた。半面、三菱倉東建物は上げ、ZOZOニトリHDが買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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