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東証大引け 3日続伸 米中合意に期待、景気敏感が上昇

5日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸した。前日比82円55銭(0.38%)高の2万1807円50銭と、3月4日以来およそ1カ月ぶりの高値水準で終えた。米中貿易交渉が合意に近づいているとの期待から投資家心理が改善し、海運など景気敏感株を中心に買いが入った。3月の米雇用統計の発表を前に利益確定を目的とした売りも出て、上値は限られた。

トランプ米大統領は4日、貿易協議のために訪米した中国の劉鶴副首相と会談し、合意できた場合は首脳会談を開くと改めて表明。海外メディアによると、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席も劉副首相が持参したメッセージの中で「過去1カ月あまりの交渉で大きな進展があった」との認識を示したと伝わり、合意が近いと意識された。

外国為替市場で円相場が1ドル=111円台後半まで円安方向に振れたことも投資家心理を強気に傾けた。市場では「景気回復期待からディフェンシブ銘柄を売却し、景気敏感株を買う動きが顕著になってきた」(野村証券の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジスト)との声も聞かれ、機械や電気機器などの上げが目立った。

日経平均は上げ幅を一時100円あまりに広げたが、次第に上値が重くなった。5日夜には3月の米雇用統計が発表される。2月に雇用者数の伸びが急速に鈍化した後とあって、結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る投資家が多く、利益確定売りが上値を抑えた。

JPX日経インデックス400は反発し、終値は前日比44.68ポイント(0.31%)高の1万4456.65だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、5.70ポイント(0.35%)高の1625.75で終えた。

東証1部の売買代金は概算で1兆9652億円だった。2兆円を割り込むのは3月19日以来およそ半月ぶりとなる。売買高は11億3774万株。東証1部の値上がり銘柄数は1311、値下がりは729、変わらずは100だった。

日東電ファナック東エレクが高い。川崎汽かんぽ生命も上昇した。一方、セブン&アイユニファミマなど小売株が下落。花王資生堂も安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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