2019年3月21日(木)

東証大引け、4日続落し1万5300円台前半 利益確定売り膨らむ

2014/8/5付
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日経平均4日続落、終値は154円安の1万5320円。5日のマーケットの動きを解説(日経CNBC)

日経平均4日続落、終値は154円安の1万5320円。5日のマーケットの動きを解説(日経CNBC)

5日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落した。終値は前日比154円19銭(1.0%)安の1万5320円31銭だった。前日の米株高を背景として朝方は日本株にも買いが先行。一方で、日本株の上値を追う新たな材料に欠いたことで目先の利益を確定する売りが膨らみ、日経平均は午後に160円下落する場面があった。

前日の米ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発した。このところ続いた米株安の勢いが和らいだとの見方から投資家心理が改善。朝方は日本株にも買いが先行し、日経平均は1万5500円台に乗せる場面があった。

もっとも、朝方の買いが一巡した後に日経平均は下落に転じた。外国為替市場での円安・ドル高の勢いが鈍るなど、市場では日本株が一段と上値を追う手掛かりが少ないとの見方が広がり、利益確定の売りを誘った。

中国で5日発表された7月のHSBC中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.0と6月から大きく低下し、2005年11月の算出開始以来で最低となった。上海などアジア諸国・地域の株価指数も総じて下落し、中国の景気先行きに対する不透明感も広がったことも日本株の買いを手控えさせた。

日経平均は大引けにかけて一段と下げ幅を広げた。株価指数先物に断続的に売りが出たことで、日経平均への寄与度が高い値がさ株にも売りが及び、相場を押し下げた。市場では「好調な4~6月期決算で買われた銘柄の上値が重くなるなど、企業業績の良さが既に織り込まれたとの認識が広がり利益確定の売りが一段と増えたのではないか」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成・執行役員)との指摘があった。

JPX日経インデックス400は4日続落。前日比120.87ポイント(1.0%)安の1万1499.49だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続落し、前日比12.66ポイント(1.0%)安の1263.53だった。

東証1部の売買代金は概算で1兆9894億円だった。売買高は22億660万株。東証1部の値下がり銘柄数は全体の7割を超える1381で、値上がり銘柄数は325、変わらずは111だった。

個別銘柄では、ファストリやダイキン、ファナックなどが安い。14時に4~6月期の連結決算を発表した大成建が一時6%超下落。好調な建設業のなかで減益となったことが嫌気され、市場でも「相場全体に対して心理的な重荷になった」(国内証券)との声があった。

一方で、ソフトバンクのほか、大日本住友や塩野義など医薬品関連銘柄が高い。4日の取引終了後に発表した4~6月期の連結決算で、利益率の改善などが評価されたいすゞも買われた。

東証2部株価指数は3営業日ぶりに反落した。ソディックやOak、エルナーなどが安い。半面、田淵電や明治機、長大などが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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