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東証大引け 続落、円高進行を嫌気

米保護主義や日銀緩和修正の思惑で

23日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落した。前週末比300円89銭(1.33%)安の2万2396円99銭で終えた。20日にトランプ米大統領が中国からの輸入品すべてに関税を課す考えを表明し、米中の貿易摩擦が世界景気の減速につながるとの警戒が再燃。外国為替市場で円相場が1ドル=110円台後半に上昇したのも輸出採算改善への期待を後退させ、自動車など関連株に売りが出た。

トランプ大統領は米東部時間20日の米CNBCのインタビューで、年5000億ドル強の中国からの輸入品すべてに関税を課す準備をしていると表明。ツイッターを通じてドル高をけん制するなど保護主義への姿勢が変わらないとの見方が広がるなか、日銀が金融緩和策を見直すとの観測も円高進行に拍車を掛けたため電気機器など幅広い輸出関連株が売られ、日経平均は下げ幅を350円あまりに広げる場面あった。

もっとも、三菱UFJ三井住友FG第一生命HDなどの金融株は軒並み買われた。日銀が30~31日に開く金融政策決定会合で金融緩和策の副作用について議論し、一部ではゼロ%程度としている長期金利の誘導目標を柔軟化するとの思惑も浮上している。23日は長期金利が大きく上昇するなど、金融緩和策の見直しが収益改善に貢献するとの期待が金融株の買いにつながった。

JPX日経インデックス400は3日続落した。終値は前週末比57.48ポイント(0.37%)安の1万5391.83だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続落し、6.28ポイント(0.36%)安の1738.70で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆1640億円。売買高は13億9961万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1112、値上がりは884、変わらずは106銘柄だった。

ファストリソフトバンク資生堂など値がさ株の下げが目立った。ファナックは年初来安値を更新した。一方、第一生命HDやT&DSOMPOなど保険株が上昇したほか、野村大和も高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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