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東証大引け 反発、米株高で心理改善 原油関連に買い

23日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。終値は前日比156円34銭(0.72%)高の2万1892円78銭。22日の米国市場でダウ工業株30種平均が上昇し、投資家が注目する長期金利が低下(国債価格は上昇)した。投資家心理が改善し、東京市場でも幅広い銘柄に買いが優勢となった。

米株式相場の予想変動率を示すとされる変動性指数(VIX)が22日、節目の20を下回った。米国発の株安シナリオへの警戒感が和らぎ、打診買いを呼び込む要因となった。資源価格の持ち直しも買い材料となった。商品市場でガソリンや原油の先物相場が上昇し、業種別では石油石炭製品や鉱業の上昇が目立った。

ただ、週末を控えて様子見ムードが広がりやすく、買い上がるほどの勢いはなかった。円高・ドル安が加速する懸念もくすぶり、「新規に買いを入れる動きは限られ、買い戻しが中心だった」(国内証券のトレーダー)という。

JPX日経インデックス400は4日ぶりに反発した。終値は前日比120.02ポイント(0.78%)高の1万5534.16。東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに反発し、14.36ポイント(0.82%)高の1760.53で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆2514億円、売買高は11億9800万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1562と、全体の8割近くを占めた。値下がりは455、変わらずは50銘柄だった。

任天堂トヨタが上昇。日経平均への寄与度が大きい値がさのファストリソフトバンクも上げた。一方、花王セブン&アイは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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