東証大引け、3日ぶり小反落 利益確定売り優勢、一巡後は下げ渋り

2015/8/3付
保存
共有
印刷
その他

3日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに小反落し、前週末比37円13銭(0.18%)安の2万0548円11銭で終えた。前週末の米株式相場が続落し、週明けの東京市場もこの流れを引き継いだ。ここ2営業日で280円上昇したこともあり、目先の利益を確定する目的の売りが優勢だった。

前週末に環太平洋経済連携協定(TPP)交渉が妥結に至らず、クボタ井関農機いすゞなど関連銘柄が軒並み下落した。じりじりと水準を切り下げると、投資家心理も悪化。日経平均の下げ幅は一時190円に迫った。前週末に発表された決算が良好だったにもかかわらず、キーエンス日東電などが売られ、相場の重荷となった。やや円高が進んだことも輸出関連銘柄を圧迫した。

もっとも、売り一巡後は下げ渋った。業績拡大への根強い期待感を背景に、下値で押し目買いが入った。中国株を含めアジア株が総じて軟調に推移するなか、日本株は比較的底堅く推移した。市場では「2015年4~6月期決算発表が終盤を迎えるなか、あす4日のトヨタ決算が試金石になる」(大手資産運用会社)との声が聞かれた。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は4日続伸した。

東証1部の売買代金は概算で2兆7809億円。売買高は24億1234万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は861、値上がりは915、変わらずは113だった。

三井住友FG三菱UFJといったメガバンクが売られたほか、トヨタやファストリファナックなど値がさ株が下落した。中国経済の先行き不安から鉄鋼株が下げ、石油株や倉庫株も安かった。一方、前週末に発表した4~6月期決算が好調だったホンダが大幅上昇し、シャープも小高く推移した。塩野義など医薬品に買いが入り、コーセー資生堂など化粧品関連も高かった。

東証2部株価指数は反落した。ラオックスベネ・ワンが下げ、阿波製紙朝日インテクが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]