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東証大引け 3日ぶり小幅反落、金融機関の益出し売りが重荷

2日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに小幅反落し、前日比3円72銭(0.02%)安の2万1505円31銭で終えた。朝方は米中の経済指標の改善を手がかりにした世界的な株高の流れを引き継ぎ、取引時間中として約1カ月ぶりの高値を付ける場面があった。ただ買い一巡後は運用新年度入りに伴う国内金融機関の益出しの売りに押された。一時は200円超まで上げ幅を広げたものの、大引け間際に下げに転じた。

米国を中心とした世界景気の過度な悲観論の後退が、朝方の株価を押し上げた。1日発表の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は市場予想を上回って上昇。同日の米ダウ工業株30種平均がほぼ半年ぶりの高値を付け、東京市場でも投資家心理が強気に傾いた。

朝方に200円超まで上げ幅を拡大した後は、上値の重さが目立った。新年度入りに伴う国内の金融機関による実需売りが断続的に出たためだ。市場では「中長期志向の海外投資家から買いが入った」(外資系証券トレーダー)との声も聞かれたが、国内勢の根強い売りをはね返せなかった。

東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落し、前日比4.12ポイント(0.25%)安の1611.69で終えた。JPX日経インデックス400も3日ぶり反落。終値は40.47ポイント(0.28%)安の1万4340.30だった。

東証1部の売買代金は概算で2兆3336億円。売買高は13億4353万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1181と、全体の5割強を占めた。値上がりは886、変わらずは72銘柄だった。

前期の期末配当の減配を手掛かりに、しまむらが急落した。ユニチャーム楽天が下げた。菱地所三井不などの不動産株も売られた。一方、米半導体株高を追い風に東エレク信越化などが上昇した。米金利上昇を受けて第一生命HD三菱UFJなどの金融株も買われた。中国の設備投資需要の持ち直しを見込み、ファナック住友鉱コマツも堅調だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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