/

東証大引け 反発、FOMC後の米株高好感 中国景気懸念は重荷

31日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比83円92銭(0.37%)高の2万2927円04銭で終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、米景気に前向きな見方を示した。前日の米株式相場が上昇し、東京市場でも海外ヘッジファンドによる先物買いが優勢になった。中国の景気指標が低調な結果となり、上値は重かった。

日経平均の上げ幅は朝方に一時100円を超えた。2019年4~9月期決算発表が本格化するなか、成長事業と位置づける半導体事業が好調だったソニーが大幅に上昇。好業績と受け止められた銘柄に買いが集まり、相場を支えた。半面、31日発表の10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月比で低下し、市場予想を下回った。中国景気の先行き不透明感が意識され中国関連株が売られ、株高の勢いは続かなかった。

日銀は31日まで開いた金融政策決定会合で、政策の現状維持を決めた。市場参加者の想定通りとして、相場全体への影響は限られた。日銀は公表文とあわせて発表した文書で、物価安定目標の達成に向けたモメンタム(勢い)が損なわれるおそれは「一段と高まる状況ではない」と表明した。追加緩和観測が後退し、銀行株が下げ渋る場面があった。

JPX日経インデックス400は小幅に3日続伸。終値は前日比12.68ポイント(0.09%)高の1万4913.13だった。東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、1.11ポイント(0.07%)高の1667.01で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆7120億円。売買高は14億6215万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は935、値下がりは1145、変わらずは75だった。

塩野義花王キーエンスが上昇した。ソフトバンクGファストリ京セラが高い。一方、上方修正した業績予想が市場予想に届かなかったアドテストが大幅に下落した。スクリンSUMCOの下げも目立った。サイバーや日立、コマツが大幅安だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン