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東証大引け 6日続落 企業決算に悲観、感染拡大も嫌気

31日の東京株式市場で日経平均株価は6日続落し、前日比629円23銭(2.82%)安の2万1710円00銭で終えた。2020年4~6月期決算の発表の中で、21年3月期通期の業績が大幅に悪化するとの見通しが相次ぎ、株価を押し下げた。東京都内の新型コロナウイルスの新規感染者が31日、1日当たりで過去最多の463人と伝わり、経済活動が低迷するとの見方が強まった。外国為替市場で進む円高基調も投資マインドを低下させた。

6日続落は2019年4月26日~5月14日(7日続落)以来、1年3カ月ぶりの長期間の続落だった。

アドテスト株の下落が大きく響いた。30日、2021年3月期の連結純利益が33%減になると発表した。これを受けて前日比で約15%の大幅下落となり、日経平均を71円押し下げた。取引時間前に1兆円規模の自社株買いを発表したソフトバンクグループも、朝高後は下落に転じた。値がさ株の下落が目立った。

新型コロナの感染拡大への懸念も株価を押し下げた。連日で過去最多を更新する新規感染者の動向が、取引開始時点から重荷となっていた。昼時点で「都内の感染者が400人を超える」と伝わると、午後の取引開始から下げ幅を広げた。

外国為替市場で進む円高も市場のムードを重くした。東京市場で一時、1ドル=104円台前半まで円高・ドル安が進み、輸出企業の業績悪化懸念が広がった。週末・月末の持ち高調整も加わり、安値引けとなった。

JPX日経インデックス400は4日続落。終値は前日比379.76ポイント(2.74%)安の1万3498.21だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続落し、43.41ポイント(2.82%)安の1496.06で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆7815億円で6月19日以来、売買高は16億7899万株と6月12日以来の高水準。東証1部の値下がり銘柄数は2032と、全体の9割強を占めた。値上がりは134、変わらずは7銘柄だった。

日清紡HDユニチカが下げた。パナソニックコニカミノルキヤノンが売られた。コマツ住友重も安かった。一方、味の素TDK富士通ZHDが買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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