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東証大引け 3日ぶり反発、イタリア懸念和らぐ 売買高水準

31日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比183円30銭(0.83%)高の2万2201円82銭で終えた。イタリア政局への警戒感がやや和らいで買い戻しの動きがみられ、寄りつき直後から上げた。円相場が場中に円安・ユーロ高方向へ振れたことが追い風となり、午後には小幅に一段高となった。

東証1部の売買代金は概算で4兆4333億円。2月7日以来で、今年で2番目の高水準となった。米MSCIの株価指数構成銘柄の定期入れ替えに伴い、大引けにかけて商いが急増した。

イタリアで連立政権樹立の可能性が再び浮上し、同国の10年物国債利回りが低下した。この流れを受けて前日の米ダウ工業株30種平均が反発したほか、アジアの株価も堅調に推移し、投資家心理が改善した。

ただ「イタリア政局への懸念は一服感が出ただけで、前日に先物を売った短期志向の海外投資家は全てを買い戻していない」(国内証券ストラテジスト)との声もあった。一時、前日比200円超高まで上げたが、29日終値(2万2358円)を抜ける本格的な買いにはいたらなかった。

業種別にみると、欧州売上高比率の高い銘柄を中心に精密や自動車株の上昇が目立った。一方で、投資家の警戒感は払拭はされず、医薬品や食料品株など景気動向に業績が影響を受けにくいとされるディフェンシブ株も買われた。

JPX日経インデックス400は3日ぶりに反発し、終値は前日比100.47ポイント(0.65%)高の1万5449.70だった。東証株価指数(TOPIX)は9日ぶりに反発し、11.32ポイント(0.65%)高の1747.45で終えた。

売買高は22億6414万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1200と、全体の6割弱を占めた。値下がりは796、変わらずは88銘柄だった。

資生堂が上場来高値を付けた。エーザイ塩野義も上昇した。原油先物相場の反発を受けて、JXTGや三井物も高かった。一方、SUBARUが年初来安値を付けた。京セラ東エレクも安かった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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