2019年3月20日(水)

東証大引け、小幅に反落 円安進行も朝高後下げる、過熱を警戒

2014/7/31付
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日経平均、5日ぶり反落。31日のマーケットの動きを解説(日経CNBC)

日経平均、5日ぶり反落。31日のマーケットの動きを解説(日経CNBC)

31日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、終値は前日比25円46銭(0.16%)安の1万5620円77銭だった。米景気拡大を受けた円安・ドル高の進行を好感した買いが先行したが、前日まで4日続伸し、約半年ぶりの高い水準を付けたことから短期的な過熱が警戒され、次第に上げ幅を縮小。大引けにかけては利益確定目的の売りが膨らみ、小幅安に転じて終えた。トヨタが下げに転じるなど、主力の輸出関連株も軒並み息切れした。

前日発表の2014年4~6月期の米国内総生産(GDP)が、実質で前期比年率4.0%増と3%程度の市場予想を大きく上回った。ニューヨーク外国為替市場で円相場が一時1ドル=103円台まで下落し、日経平均も朝方に1万5700円台半ばまで上昇し、上げ幅も100円超まで拡大した。ただ、円相場の下落が一服したため、積極的な上値追いは続かなかった。月末とあって手じまい売りが出やすかったほか、足元で東証1部の値下がり銘柄数が増えるなどやや値動きが鈍ってきたことも重荷との声があった。

主要企業の4~6月期決算発表が本格化している。好決算銘柄は素直に買いを集めた半面、市場では「苦戦する例も目立ち、全体的にはまちまち。今回の決算で相場全体を押し上げるには現時点で力不足」(投資助言会社ケイ・アセットの平野憲一代表)との指摘も聞かれる。

7月の日経平均は458円上昇し、3カ月連続の上昇となった。

JPX日経インデックス400は反落。朝方は1月8日の算出来高値を上回る場面もあったが、前日比36.13ポイント安の1万1734.57で終えた。東証株価指数(TOPIX)も反落した。

決算内容を手掛かりにした売買が膨らみ、東証1部の売買代金は概算で2兆2051億円(速報ベース)と1日以来、約1カ月ぶりに2兆円台に乗せた。売買高は24億917万株。東証1部の値下がり銘柄数は1166、値上がり銘柄数は519、変わらずは132だった。

ホンダ日立が下落し、前日からきょうの取引時間中にかけて決算を発表した銘柄のうち任天堂が4~6月期の赤字を嫌気して急落。デンソーKDDIも売られた。KIMOTOワコムの下げが目立つ。半面、前日に好決算を発表したコロプラが制限値幅の上限(ストップ高)まで上昇し、東証1部の売買代金首位となった。ソフトバンク三菱UFJ三井住友FGアイフルみずほFGが買われ、ファストリの上昇が日経平均を下支えした。KLabが急伸。

東証2部株価指数は続落した。ソディックFDK長大が下落し、Oakが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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