東証大引け、続落 米株安を嫌気、午後は値ごろ感から買い戻しも

2015/12/21 15:23
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21日の東京株式市場で日経平均株価は続落した。終値は前週末比70円78銭(0.37%)安の1万8916円02銭だった。原油安を背景に前週末の米株式相場が大幅に下げ、週明けの日本株にも嫌気した売りが広がった。クリスマス休暇を前に海外勢の換金売りや短期筋の売りが出て、一時は下げ幅を300円超に広げた。ただ、下値では値ごろ感から買い戻しも入り、終盤には急速に下げ渋った。

1万8900円台で取引を終えた日経平均株価(21日午後、東京都中央区)

1万8900円台で取引を終えた日経平均株価(21日午後、東京都中央区)

JPX日経インデックス400は続落。終値は0.27%低い1万3795.82だった。東証株価指数(TOPIX)は続落し、0.38%低い1531.28だった。

日経平均は午前に一時1万8600円台半ばに下げたが、午後に入ると下げ渋り、ほぼ横ばい圏まで値を戻す場面があった。市場では「前週末もかなり下げ、25日移動平均からの下方乖離(かいり)が広がったことから自律反発を狙った買いが入った」(三木証券)との声があった。海外勢が休暇に入ることで、株価指数先物への売り圧力が和らぐとの観測も買い戻しを誘ったとの見方もあった。

東証1部の売買代金は概算で2兆5382億円、売買高は23億5580万株。東証1部の値下がり銘柄数は全体の72%にあたる1400、値上がり銘柄数は438、変わらずは92だった。

ファストリ東エレクなど値がさの一角が下落。トヨタパナソニックなど主力の輸出株も軒並み下げた。キリンHDは持ち直して引けた。15年12月期の最終損益が初の赤字に転落する見通しだと発表。当初は嫌気した売りが先行したが、徐々に買いが優勢になり上げに転じた。ミネベアミツミと17年4月をメドに経営統合する方針を固めたと伝わり、きょうの高値圏で取引を終えた。

東証2部株価指数は続落した。朝日インテク象印アートSHDが下落。半面、SFJ綿半HDベネ・ワンが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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