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東証大引け 3日続伸し2カ月ぶり高値 緊急事態解除の期待で「半値戻し」

11日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前週末比211円57銭(1.05%)高の2万0390円66銭と3月6日以来およそ2カ月ぶりの高値水準で終えた。年初来高値から安値までの下げ幅の半値戻しの水準(2万0318円)を終値で上回った。国内でまもなく段階的に緊急事態宣言の解除が進むとの期待が買いを誘った。

前週末の米国株が経済活動再開への期待から大幅上昇したのも支えに、海外の短期筋が先物の買い戻しを進めて日経平均の上げ幅は350円を超える場面があった。

安倍晋三首相は同日午前の衆院予算委員会で、国内の新型コロナウイルスの感染拡大ペースが鈍化しているのを踏まえ「収束への道を着実に進むことができている」と述べた。重点対策が必要な「特定警戒都道府県」を除く34県で14日の一括解除を政府が検討しているとも伝わり、経済活動の再開を見越した買いが入った。

もっとも日経平均が2万0500円を上回る水準では利益確定売りが強まった。足元では経済活動再開の期待先行や、売っていた銘柄の買い戻しを背景にした株高の側面が強く、「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の改善が具体的に確認できるまでは中長期の投資家は買いづらい」(国内証券)との見方が多い。最近の相場上昇ペースが速く短期的な高値警戒感が強まったこともあり、大引けにかけて伸び悩んだ。

JPX日経インデックス400は続伸し、終値は前週末比186.19ポイント(1.42%)高の1万3253.30だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、22.34ポイント(1.53%)高の1480.62で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆2098億円。売買高は13億1355万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1728と、全体の約8割を占めた。値下がりは398銘柄、変わらずは45銘柄だった。

ANAHDJALの空運株、郵船商船三井の海運株、日本製鉄やJFEの鉄鋼株の上げが目立った。三越伊勢丹Jフロントも買われた。半面、エムスリー塩野義中外薬など売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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