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東証大引け 反発、大幅安の反動で買い 景気懸念は重荷、売買低迷

11日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反発し、前週末比99円53銭(0.47%)高の2万1125円09銭で終えた。8日までの4日間で800円近く下げた反動から、目先の戻りを見込んだ買いが優勢となった。中国・上海や香港株の上昇を支えに上げ幅が100円を超える場面もあった。もっとも世界経済の先行き懸念は根強く、上昇は勢いに欠けた。市場の商いも盛り上がらなかった。

日経平均の上昇を支えたのはソフトバンクグループ(SBG)や東エレクといった値がさ株のほか、電力、ガス、不動産など内需関連の一角。日立建機の上昇も目立った。一方、景気に敏感な海運や機械の下げが目立つなど、世界経済の減速に身構える投資家は依然多かった。前週末発表の2月の米雇用統計が低調だったのも重荷となり、日経平均は下げる場面があった。日本時間の今夜に発表される1月の米小売売上高を見極めたいとのムードもあった。

JPX日経インデックス400も5日ぶりに反発した。終値は前週末比82.65ポイント(0.59%)高の1万4065.42。東証株価指数(TOPIX)も反発し、9.00ポイント(0.57%)高の1581.44で終えた。

東証1部の売買代金は概算で1兆8418億円と約2週ぶりの低水準だった。売買高は10億4596万株。東証1部の値上がり銘柄数は1335と、全体の6割強だった。値下がりは730、変わらずは69だった。

花王アサヒ住友不第一三共が上昇した。半面、テルモオリンパスファナックが下落した。18日からパイオニアに代わって日経平均の構成銘柄に補充されるオムロンは大引けで制限値幅の上限(ストップ高)水準である5460円で取引が成立した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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