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東証大引け 続落、1カ月ぶり安値 日米貿易協議で不透明感

10日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落した。終値は前日比300円31銭(1.33%)安の2万2298円08銭で、7月12日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。日米政府が日本時間10日午前に閣僚級の貿易協議(FFR)を開催したが、合意できず協議を続けることが決まった。合意内容次第で週明けの日本株相場が下落するとの警戒感から、ヘッジファンドなどが株価指数先物に売りを出した。

フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版が日本時間10日午後に「ユーロ圏の金融当局がトルコの通貨リラの急落を受け、トルコへの貸し出し規模が大きい金融機関のエクスポージャー(リスクの割合)を憂慮している」と報じた。外国為替市場で円相場が対ユーロで急速に上昇し、投資家心理が悪化。株価指数先物に一段と売りが膨らんだ。

東証マザーズ上場で2018年6月期が連結最終赤字となったメルカリが10%超下げた。メルカリ株を保有する個人投資家の運用リスクを取る姿勢が後退し、任天堂など主力株に売りが出たのも重荷となったとみられる。

朝方発表の4~6月期の実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率1.9%増と2四半期ぶりにプラスだった。市場予想を上回り、買いを誘う場面があったが売りに押された。

JPX日経インデックス400は3日続落した。終値は前日比187.61ポイント(1.22%)安の1万5207.17だった。東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、20.00ポイント(1.15%)安の1720.16で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆6162億円。売買高は15億792万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1541、値上がりは491、変わらずは72銘柄だった。

ソフトバンク東エレクファナックなどの値がさ株の下げが目立った。資生堂京セラ太陽誘電も安い。半面、富士フイルム昭和シェルが買われた。荏原楽天スズキが上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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