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東証大引け 反発、アジア株高を好感 米中貿易摩擦の警戒は根強く

20日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発した。前日比276円95銭(1.24%)高の2万2555円43銭で終えた。外国為替市場で円相場が円安方向に振れたほか、中国などアジアの株式相場が上昇して市場心理が好転。短期目線の投資家が株価指数先物の買い戻しを強め、現物株指数を押し上げた。

20日のアジア市場では、米中の貿易摩擦への懸念で前日に大幅安となった香港など中国株が反発。アジアの主要な株価指数は軒並み上げた。米株価指数先物が時間外取引で水準を切り上げたこともあり、海外ヘッジファンドなどが日経平均先物を積極的に買い戻した。ファストリファナックといった主力の値がさ株が買われて相場の上げをけん引した。

だが、米中貿易問題への警戒は根強く残った。東京市場では業績が世界経済に左右されにくい医薬品や食料品、ガスといった業種の上げが目立ち、相場全体を支えた。コマツなどの機械株は売りに押される場面が多く、トヨタなど自動車株の一角も下げた。日経平均は午前に100円超下げる場面もあった。

JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発。終値は前日比84.01ポイント(0.54%)高の1万5524.17だった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発し、8.83ポイント(0.51%)高の1752.75で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆7347億円。売買高は15億9054万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1287と、全体の約6割を占めた。値下がりは728、変わらずは76銘柄だった。

第一三共エーザイが高い。キリンHDアサヒなども買われた。一方、資生堂が下落。新日鉄住金JFEなど鉄鋼株も安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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