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国内株概況

東証大引け 6日続伸し年初来高値、好業績期待銘柄を物色

2017/10/10 15:38
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10日の東京株式市場で日経平均株価は6日続伸した。終値は前週末比132円80銭(0.64%)高の2万0823円51銭だった。連日で年初来高値を更新し、2015年7月21日以来の高値を回復。アベノミクス相場の高値(2万0868円03銭)まで約45円に迫った。米株高の一服で朝方は利益確定売りが先行したものの、国内外の景気拡大期待を背景とする買いが徐々に優勢となった。10月後半に本格化する3月期決算企業の9月期中間決算の発表を前に、利益の伸びを期待できる銘柄を物色する動きがみられた。

日経平均の6日続伸は16年12月6~16日(9日続伸)以来となる。JPX日経インデックス400は続伸し、終値は前週末比67.52ポイント(0.45%)高の1万4959.51。東証株価指数(TOPIX)も続伸し同7.98ポイント(0.47%)高の1695.14だった。ともに年初来高値を更新した。

22日投開票の衆院選が10日に公示された。一部世論調査で小池百合子東京都知事が率いる希望の党の支持率が伸び悩んだ。「与党が大きく負けるとの懸念が後退した」(国内大手証券のストラテジスト)ことも投資家の買いを後押ししたという。

東証1部の売買代金は概算で2兆5442億円。売買高は14億8520万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1421と全体の70%を占めた。値下がりは523、変わらずは86銘柄だった。

傘下企業がモンゴルで風力発電所を稼働させたソフトバンクが買われた。3~8月期の営業利益が前年同期比6%増えたと伝わったセブン&アイは大幅高。米フィラデルフィア半導体株指数の上昇を受け、東エレクも上昇した。東証によるTOPIX構成銘柄の浮動株比率の見直しで、比率が上昇したリクルートキーエンスは上げた。

一方、米ハリケーン被害の保険金支払いが膨らむとの懸念からMS&ADが下げた。三菱商丸紅も安い。原発事故訴訟で損害賠償支払いを裁判所に命じられた東電HDは売られた。アルミ製部材の性能データ改ざん問題が発覚した神戸鋼は値幅制限の下限(ストップ安水準)で大引けで取引が成立した。

東証2部株価指数は続伸した。FDKベネ・ワンが上げ、タングス神鋼線が下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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