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東証大引け、反落 米金融株安や円高を嫌気、引けにかけ見切り売りも

30日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比243円87銭(1.46%)安の1万6449円84銭で終えた。29日の米国株式市場でドイツ銀行株が急落し、投資家の姿勢を慎重にした。顧客の一部が担保を減らしていると伝わった同銀の経営悪化が金融システム不安の拡大につながるとの警戒感が高まった。東京株式市場でも銀行や保険、証券といった金融株を中心に売りが広がった。

外国為替市場で低リスク通貨とされる円相場が強含み、自動車や電機といった輸出関連株には海外収益の目減りを懸念した売りが出た。円相場が一時下げに転じる場面で下げ渋る輸出関連株もあったが、大引けにかけてはふたたび円高基調が強まると見切り売りが出た。

日経平均の下げ幅は300円を超えないまま取引を終えた。決算期日となる9月末とあって売買を手控える機関投資家も多かった。市場ではリーマン・ショックをきっかけにリスク資産を圧縮した金融機関が多く、連鎖的な金融株安にはなりにくいとの見方もあった。

JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比177.55ポイント(1.48%)安の1万1846.49だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、20.47ポイント(1.52%)安の1322.78で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆461億円。売買高は18億1958万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1658と、全体の約84%を占めた。値上がりは256、変わらずは64銘柄だった。

8月の家計調査で消費支出が伸びず、百貨店のJフロント三越伊勢丹が下げた。関西電中部電東ガスは下落し、パナソニック東芝日立が下げた。新日鉄住金クボタ楽天の下げが目立った。一方、不動産の菱地所三井不は上昇し、三菱商は年初来高値を更新した。

東証2部株価指数は8営業日ぶりに反落した。朝日インテクアートSHDが下げ、ヨネックスフジコーポは上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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