東証大引け、反発 米株高を好感、売買は半年ぶり低水準 旭化成安い

2015/10/20付
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20日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比75円92銭(0.42%)高の1万8207円15銭で終えた。前日19日の米株式相場が続伸したことから、投資家心理が強気に傾いた。もっとも、主要企業による四半期決算の発表を前に模様眺めムードは強く、朝方に水準を切り上げた後は、小幅な値動きに終始した。東証1部の売買代金は概算で1兆8235億円とおよそ半年ぶりの低水準にとどまった。

ファクトリーオートメーション(FA)機器などを手掛ける安川電が大引け後に2015年4~9月期決算を発表する。市場では、日本企業の中国景気の減速による収益への影響を見極めたいとの声が多く、積極的な売買を手控える雰囲気につながった。

JPX日経インデックス400も反発した。終値は前日比54.29ポイント(0.41%)高の1万3428.88だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、4.53ポイント(0.30%)高の1499.28で終えた。

東証1部の売買高は17億8100万株だった。値上がり銘柄数は688と、全体の36%強にとどまった。値下がりは1070、変わらずは143銘柄だった。

KDDIソフトバンクNTTドコモといった通信株が高い。3銘柄で日経平均を約42円押し上げた。前日19日開催の携帯電話料金に関する政府の有識者会議での発言が、通信各社に対して想定ほど厳しい内容ではなかったとの受け止めが広がり、見直し買いが入った。三菱UFJみずほFGといった銀行株が高い。増益観測が出た日東電も上げた。

一方、横浜市の傾いたマンションの問題で記者会見する旭化成が下落。三井住友建設も売買を伴って大幅に続落した。長谷工の値下がりも目立った。東電トヨタが売りに押された。

東証2部株価指数は小幅反発した。土木管理ラオックスが上げ、象印Jトラストが下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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