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東証大引け 大幅反発 コロナ治療薬への期待で2万円台回復

30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、前営業日比422円50銭(2.14%)高の2万0193円69銭で終えた。新型コロナウイルスの治療薬を巡る期待感から、経済活動の再開への思惑が広がった。前日の米株高を受け、短期筋による先物主導の買いが上昇をけん引した。終値としては3月6日以来、約2カ月ぶりの2万円台回復となった。

米ギリアド・サイエンシズが29日、新型コロナの治療薬として期待されている「レムデシビル」の臨床試験(治験)で「有効性を示した」と発表した。感染拡大で制限されていた経済活動の再開が近づくとの見方から警戒感がいったん後退した。

リスク許容度が高まったことで弱材料への耐性も強かった。民間が集計した中国の4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)で好不況の境目である50を2カ月ぶりに下回ったものの、売り材料と捉える投資家は少なかった。

もっとも、日本政府は5月6日までとしていた緊急事態宣言の延長に向け検討に入るなど、新型コロナの影響はまだ見通せない。決算発表が相次ぐが業績の先行き見通しを未定とする企業が相次ぎ、上値追いには慎重な声が多い。

JPX日経インデックス400は3日続伸。終値は前営業日比145.69ポイント(1.12%)高の1万3127.34だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、14.88ポイント(1.03%)高の1464.03で終えた。いずれも終値としては3月6日以来の高値だった。

東証1部の売買代金は概算で3兆584億円と3月31日以来1カ月ぶりに3兆円台に達した。売買高は17億1766万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1490と、全体の約7割を占めた。値下がりは630、変わらずは51銘柄だった。

景気敏感株を中心に幅広い銘柄が買われた。アルプスアル安川電横河電が上昇。日野自やスズキなど自動車も買われた。日電硝や板硝子など素材も強かった。半面、NTTドコモKDDIなど通信の弱さが目立った。中外薬や武田などの製薬も売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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