東証14時 一進一退 2万3300円台後半 ローソンが安値更新
28日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は安い水準で一進一退。前日比100円ほど安い2万3300円台後半で推移している。欧米での新型コロナウイルスの感染拡大を背景に米株価指数先物が軟調に推移しており、相場の下押し圧力となっている。一方、米国の景気刺激策がいずれ実施されるとの期待感もあり、中長期的な先高観を背景に下値では買いが入っている。11月の米大統領選を前に積極的な売買は手控えられており、方向感は出にくい状況だ。
きょうの大引け後には、ソニーやコマツなどの決算発表が予定されている。米国でもボーイング、ゼネラル・エレクトリック(GE)などの決算発表が控えており、投資家の様子見姿勢は強い。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4032億円、売買高は7億4422万株だった。
ローソンが下げ幅を広げ、年初来安値を更新した。KDDI、ファナック、スズキ、信越化が安い。一方、ファストリ、ソフトバンクグループ、日東電、スクリンが上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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